伊藤みずこ
客員研究員
伊藤瑞子(ミミ) は文化人類学者・学習科学者であり、アメリカと日本において30年にわたり若者のデジタルテクノロジーとの関わりを研究してきた。カリフォルニア大学アーバイン校のコネクテッドラーニングラボ所長およびジョン・D・キャサリン・T・マッカーサー財団デジタルメディア・学習寄附講座教授を務める。スタンフォード大学で教育学と人類学の二つの博士号を、ハーバード大学で東アジア研究の学士号を取得。
研究の中心は、若者の興味関心とデジタルメディアを活用し、魅力的で、関連性があり、包括的で、社会的につながった学びをいかに実現するかにある。これまでの研究には、子ども向けエデュテインメントソフトウェアの台頭、日本におけるモバイルメディア文化やオタク文化の成長、アメリカにおけるソーシャルメディア・ネットワーク・ゲーム、そしてポケモンや遊戯王などの日本発ネットワーク対応子ども向けメディアの世界的普及が含まれる。近年は、教育者、テクノロジスト、保護者が若者の多様な興味やアイデンティティを尊重し、デジタルな関わりを学び、ウェルビーイング、市民参加の力に変える方法に焦点を当てている。
10年以上にわたり、マッカーサー財団のデジタルメディア・学習イニシアティブの研究を指揮し、国際的な研究者・教育者・デザイナーのネットワークとともに「コネクテッドラーニング」の研究・デザインフレームワークの開発を主導した。コネクテッドラーニングのフレームワークは、デジタルでつながった時代における学び、発達、ウェルビーイングを理解し支援するための、若者中心かつ公平性を重視したアプローチを提供するものである。伊藤はカリフォルニア大学アーバイン校にコネクテッドラーニングラボを設立し、関連NPOのConnected Learning Allianceを立ち上げ、テクノロジーと学びに関する研究、イノベーション、社会的インパクトプロジェクトを継続している。また、Katie Salen TekinbasとともにConnected Campsを共同設立し、MinecraftやRobloxなどの人気プラットフォームでソーシャルかつプロジェクトベースのオンライン学習体験を提供している。
Mitsuhiro Takemura
Nora Bateson